夏のHPF公演を観に行ってきました

夏のHPF公演を観に行ってきました

大阪の演劇部がある高校と言えば、夏はHPF公演という、いわゆる演劇イベントが開催され
ます。
この企画では、普段はプロの方が使用するステージを借りて演技が出来る!演劇部にとって
は憧れの企画なのです!
今回は、数ある演劇部の中から、1校ご紹介していきますね。

そもそもHPF公演って?

HPFは、Highschool Play Festival
の略で、大阪高校演劇祭で、より演劇部を発展させる事が
目的なのです。
2019年は、

ウイングフィールド
浄土宗應典院本堂
一心寺シアター倶楽部
で行われました。

金蘭会高等学校演劇部

さて、いくつもの高校がある中で、
3日・4回公演をする今回最多公演回数を誇るのは、
『金蘭会高等学校』です。
伝統と歴史ある女子校で、まるで宝塚のように、男役は男っぽく!女役はエレガントに、ま
た老若男女問わず色々な役をプロの様にこなしていく彼女たち。
まだまだ新しく建て替えをして数年の校舎で彼女達は毎日を一日、一日をしっかりと歩んで
きているのだと感じました。

ちなみに、年間約10本程公演をするそうですよ!

顧問の先生

さて、こんなに素晴らしい演劇部を生み出す生みの親は、山本篤先生という国語科の教師な
のです。
『篤先生』と演劇界では名の知られる有名な方で、誰よりも演劇を、金蘭演劇を愛してまま
ならぬカレー好きな方なのです。

観に行ってきました!

今年、開催された金蘭演劇、
『人魚伝説』作・鄭義信の規制作品を金蘭オリジナルに今回で3度目に挑戦していました。

今年は総勢31名で取り組まれた作品で、キャストでは、オリジナルの大人数ならではの
キャスティングになっていました。
どんな話しなの?
息苦しい世の中で必死にもがき、生きようとする一家と、突如現れた謎の女性や
「金魚」。
金魚を巡り、様々な問題が海の泡のようにフツフツと湧き上がってくるのです。
大人になった一家の7男が公園で老婆と語り合います。

その老婆の正体は?
7男がしてしまった過去、もう戻らない過去を老婆と共に振り返っていく作品です。

感じた事

まずは、元々私自身、金蘭演劇を
14年前から知っていまして、ずっと観てきました。
金蘭独自の集団の掛け声は、心の底に響く物がありました。
人の悲しみ、喜び、叫びを描いているこの作品にマッチしているキャスティング。

女子校だと知らなければきっと、男性陣は女性だとは気づくはずもないでしょう。

このストーリーには、言葉を話せない子ども、ボクシングを仕事とする者、水商売の女性、
外国から稼ぎに来ている者、老婆などなど、高校生にはまだまだ難しく考えられるような役
柄を淡々とこなす彼女達は、きっと、一日を大切に大切に踏みしめているのでしょう。

出来上がった作品からは、ストーリー以外にもここまでの道のりをも、浮かんでくる程。

息苦しさを感じる人魚伝説の人物やストーリーと、現代を照らし合わせながら噛み締めてみることが出来た作品でした。
4ステージあるにもかかわらず、どんな時も1秒たりとも気を抜かない彼女達の完璧さに心を打たれると共に、その完璧さはどこから湧いてくるのだろうとも思います。

最後に

今回は金蘭会高等学校演劇部のみでしたが、まだまだ大阪の演劇部は数ありますし、
HPFは毎年行われます。
気になりましたら、一度調べてみて下さいね!

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